テリワンSPはスマホゲーながら肉厚で骨太な育成RPG

11/13までセール中!

ドラクエモンスターズテリーのワンダーランドがスマートフォン用に大きくリメイクされて登場!

11/13まで1600円となっており、定価は2400円の買い切りだ。ランキングでは早速有料アプリ1位に輝いている。

今回は発売前の情報が全くなく、11/6のモンスターズ20周年記念生放送で突如「明日テリワンSPの発売です」とアナウンスされ11/7に各ストアに並んだ。

本記事では主にGB版(PS版)との比較が主で、3DSでテリワンをプレイした方にはあまり参考にならないかもしれないことをご承知願いたい。

レビュー:やっぱり楽しい

筆者のプレイ時間は発売初日にしてすでに4時間だが、結論から言って予想通り楽しい。外出時の暇つぶし用に購入したつもりだったが、家に居ながらにしてかなりの時間を使ってしまっている。

操作感が思っているよりもストレスフリーで、プレイヤーはモンスターを仲間にして自分好みに育成するというゲームの根幹に集中できる。「このスキルを引き継ぐには・・・」「この交配でコイツが生まれるのか!」「うわーコイツ♂なのかよ!」とぶつくさ言いながらスマホにかじりつくことになるだろう。

GB版と比べると色々と仕様変更され特に交配とスキルは大幅に変わったが、そのほとんどはいい方向で改良と言っていい。ただ1点気になったのはモンスターに武器を装備させる必要はなかったのではとは思った。それでも全体的にGB版よりも良いゲームバランスになっていそうだ。

なのでテリワンのGB版やPS版を楽しめたプレイヤーには自信をもっておすすめしたい。

操作感は良好


操作は思ったよりも良好であり、片手で不自由なく操作が可能だ。

視点はGB版の見下ろし型ではなくTPSになっており、移動は直感的な操作で特に問題なく行える。

また戦闘はモンスターごとに作戦を指示しあとは自動で戦闘を行ってくれる。もちろん個別に命令することも可能だが、ボス戦以外は自動戦闘を選ぶプレーヤーがほとんどだろう。戦闘に関しても特にストレスを感じることはない。

冒険を楽にする機能

オートバトル

戦闘速度2倍に加え「オート戦闘」という機能がある。本作は敵に触れることでバトルになるシンボルエンカウントだが、オート戦闘をオンにするとエンカウントした瞬間にバトルの判定が完了しわずか3秒程度で戦闘終了となる。

バトルで何がなされたかは全くわからないが、経験値とGをすぐにもらえるためレベル上げがはかどる。とはいえ相手が強ければ普通に死ぬので、雑魚的相手にレベル上げする時に使う機能だ。決して戦闘の楽しみを奪う機能ではない。

ルーラ

ダンジョンからはルーラでいつでもタイジュに戻ってこれるほか、タイジュ内でも各施設にルーラで瞬時にアクセスできるためストレスフリー。GB版は交配するためにタイジュの一番下まで歩く必要があったが、かなり便利になっている。

楽だが簡単ではない難易度

冒険は色々な面で楽になりサクサクと進めるようになったが、決して戦闘の難易度が大きく下がったわけではなく、ちゃんと育成しなければ普通に全滅する非常に心地よい難易度だ。敵に勝つために育成するというモチベーションの根幹が保たれ、育成にも力が入る。

上の画像はビッグアイというボスで、そこそこ育成し自信満々で2回戦目を挑んだがこちらのモンスターは残り1匹と全滅寸前まで追い込まれた。なんとか勝利はできたもののスマホゲーながら育成RPGとして肉厚であり骨太であることを再確認した。

非同期PvP

オンライン要素は非同期のPvPが搭載されている。非同期PvPとは他のプレイヤーのセーブデータと戦えるということで、敵は基本的にAIだがモンスターはプレイヤーが実際育て、パーティーを組んだものになるということだ。

筆者もやってみたが、相手のパーティーを倒すとそのパーティーの内1匹がレベル1の状態で仲間になる仕様のようだ。なのでランクDやランクCのモンスターも仲間にできる。

まとめ

操作感はよく、あらゆる面で便利になっているが、決してポチポチしてれば勝てるスマホゲーでないところがとても良い。

他人と進行度やコンプリート率を競うソシャゲと違って効率プレイをする必要はないので、攻略サイトを見過ぎず試行錯誤しながらじっくりと腰を据えて楽しんでほしいゲームだ。テリワンGB版やPS版を楽しめた人や、育成RPGが好きな人には自信を持っておすすめできる作品である。

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